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ひとはひと。

1月25日、土曜日。天気、極寒。私はガイドヘルパーとして梅田へ。「映画と、あとは楽しく何かして来て下さい」というお母さんからのハイミッションを背負って‥。

「おまかせします。」

ガイドヘルパーではよくある言葉ではあるが(ほとんどはサービス提供担当者がコーディネートしてくれてヘルパーへ指示を送っています)、これはセンスも問われ、何よりもご本人とお母さん、共に満足出来るコースを組み立てねばならない。このおまかせしますミッションに事業所として、時には個人として繰り返し満足度100%で答えていく事も、ヘルパー業の大醍味とも言える。そのためには日々常々、自己の感性を磨き、引き出しを増やす努力が必要だ。そう、33歳のおっさんがAKBを必死に覚えるように・・・。そして・・・今、試される時。

AM11時。極寒の街を歩き韓国料理店へ。(韓国好きな利用者さん)
またこの極寒が「スントゥブ」を何十倍にも幸せに感じさせる。
PM12時30分。映画鑑賞。
PM15時。喫茶を求め極寒を歩く。
周囲の喫茶店やカラオケ店、この日はどこも暖を求めて満員状態。

そこで向かった先は、路上にあるこのテント。ここは違う。スカスカだ。何故ならここは露店。寒いのに露店!?いやいや、寒いから最高なのだ。ちなみに店内では上着を着てストーブにあたっていたのだか、実は不思議なくらい寒くない。店内ではダウン姿にストーブ前でビールをたしなむ若者もチラホラ。

ここではぜんざいとたこ焼きをいただいた。正に風情を楽しんだ一時だった。

 PM15時45分。ゲームセンターへ。
露店での話し合いの結果、甥っ子にUFOキャッチャーでお土産をゲットする、という難題テーマを抱えていざ。
まずは緩そうな店員を探して落としやすくだだをこねた。そう、これが重要だ。

そして400円でゲット!

こうして、ミッション完了して自宅へ帰った。自分なりには引き出しの全てを存分に使ったつもりだが。

そしてミッションは達成されたのかどうか。これ、正直わからない。

ただ大変良い笑顔をいただいて終了出来た。自分なりの収穫と反省もあった。

その時々で違う想いや希望をもって外出される利用者さんやその親御さんの気持ちを、いかにその時々のコミュニケーションの中からくみとりきれるか。おそらく永遠の課題だろう。人の考えや価値感を理解し、知ることなんてきっとずっと無理でしょうが、ただ・・・知ろうとすること、受け入れようと努力することが、多分、人との関わりの醍醐味ではないか。と思う。

「ひとはひと。」親へファミコン購入をお願いする度に言われ続けた。

「ひとはひと。」兄貴のおさがり制服で9年目のテカテカ学生服を着続けた私が、親へ新品の学生服がほしいとお願いすると必ず言われた。

何かとあるといつも言われ続けてきた。「ひとはひと。」

うーん。今考えれば・・・「ひとはひと。」深いな。よし、これから困った時は使っていこう。

*TEKAWA*

 

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