今日は三浦さんが、はるにれに きてくれました。
三浦さんは作業療法士を目指して勉強中です。
はるにれで働きながら夜間の学校に通い資格取得に頑張っていました。
試験や実習が忙しくなるという事で12月から、はるにれをお休み
していました。
明日から1か月実習へ行くという事で、今日は、みんなの顔を見に来てくれたのです。
三浦さんは、みんな、ひとりひとり 声をかけてくれていました。
みんなは、一か月間も休んでいた事など、どこ吹く風 のように
普通に会話して接していきます。
僕は思います。
知的な障害を持つ方々は久しぶりに会っても
毎日一緒にいているかのように自然に、普通に接すればと思えば、
別れぎわは、あっさりと・・・
なんて事が多いような気がします。（ツンデレか？）
そんな魅力に取りつかれている人多いんじゃないですか？
しかしSさんは今日、三浦さんにエールを込め力て、いっぱい手を振っていました。
シャイなSさんが珍しく素直に・・・・
Sさんは以前 名作 「三浦さん大っ嫌い！」という作品を描きました。
その作品は7つの連作です。
創作活動前に、あることをして、注意を受けたSさんは、
その動揺を引きずって、絵を描きました。
それは怒った顔の 三浦さんから始まり
その後は「きらいなんじゃー。」と叫びながら、キャンパスに向かうと
気持ちそのまんまの絵に・・・
しかし気持ちをキャンバスにぶつけていくと少し変化が・・
得意の猫も出てきて・・・ 笑顔も出てきて
最後は、笑顔の三浦さんになりました。
「三浦さん 大好きに！」
そんなSさんに手を振られ、はるにれを後にした三浦さん。
頑張って！ 帰ってきたら お酒飲みに行きましょう。
鳥居
