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方向性・・・・。

先日素敵な本を購入しました!

『福祉施設発 こんなかわいい雑貨本』

 ツイッターで流れてきた情報でしたのですが、思った以上に素敵な雑貨がいっぱいで

楽しい本でした。

思えば4年ちょっと前位に、はるにれのみんなの作品から何か作れないか?

との思いから手探りで作ったポストカード一枚から始まって

花火Tシャツ。 空前の売りあげをたたき出した(ちょっと大げさに)ネコTシャツ。

 

 数々の失敗と自分たちの力量の無さに打ちひしがれながらも、

利用者が作り出す素材の力を信じ、何とかコツコツやってきた。

思えば同業者ほど、冷ややかな目で見られたような・・・ (少し被害妄想?)

 

しかし、しかし、この本を手にすると、僕たちと同じ考えを持つ人たちが、

こんなにいたのか?と嬉しくなりました。

僕らの方向性は間違ってなかった!

なかなか結果が見えてこないだけに色々な不安がよぎるのだけど、

この本からあふれ出る素敵な雑貨たちを見ながら、僕らも進んできて良かったのだ

と素直に思えました。

 

はるにれの従たる事業所「あきにれ」を開設。その際店舗スペースを設け、

「フユニレ」と名付け、外観からは福祉のイメージが出ないように、

もちろん内装にもお金をかけ福祉施設を脱却した店内を作り

「障害者が作った物だから買う」ではなく「素敵な商品だから買う」を目指してやってきた。

 

 

 店内に並べられる手作り作家さんの作品と肩を並べて置くはるにれ作品の数々

 

まだまだ納得できていない部分もありますが、はるにれオリジナルを手に取り喜んで

もらえる姿を見る機会も増えてきました。

 

こんな思いで全国で皆がんばっているんだなあ。

 

思えばこの業界に入った時から、身内ばかりが買う授産製品の疑問を感じていました。

 

工〇倍〇計〇なるものも立派な理念とは裏腹にちょっとずれてる感が否めない。

こんな素敵な本を作り企画するのはやっぱり福祉人ではないのだ!

 

 僕は作業場一本でやってきた人間だから,

そこそこの作業は携わった自負はある。

 

結果今の授産構造を丸ごとかえないと堂々巡りにすぎないと感じている。

あんまり偉そうなこと言って、ハードルあげるのも、なんなんで、

とにかく実践で結果を出していきたいと考えます。

 

 

福祉のの扉と 、普通の雑貨屋さんの扉。どちらの扉から入っても はるにれにつながる。

まずはそんなかたちから・・・。

 

 

小さなことからコツコツと頑張りたい。

 

 

鳥居

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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