ガン黒。もうすっかり死語になってしまったのだろうか?この言葉は?
先日行ったお店に、ガン黒の店員がいて思わず笑ってしまったのだけど、
松崎師匠以外に、まだ居るんだなあと、実感した。
そして、あっという間に、夏も終わりが近づいている今日この頃。事務所でポポロスタッフ中村氏に出会うと
日焼けの後がうかがえた。
「おーやけてるねえ、中村君。どっか行ってきたの?」と私が尋ねる。
「いえ、ガイド焼けです。」と中村氏。
「ガイド焼け?プールいってるんや!」
「はい。」と中村氏
いやあ、まだまだの焼け具合ですが、この夏日焼けしてがんばっている若者にすこし、うれしくなった。
かつてのポポロは利用者に児童が多くて、夏休みといえば、プール行ってきた話しが飛び交っていたものだ。
私は当時は、別の法人に勤めていて、その法人では利用者がそこそこ年をとっていることもあり、プールの
活動なんて、考えても見なかったが、当時から親交のあった、
生え抜きカリスマスタッフのテカッチャンから、良く話を聞かされていた。
当時、真っ黒にっ日焼けしたテカッチャンは、「一日プール3回いくと何がつらいといえば、濡れた海パンをはく瞬間が
たまらなく気持ち悪いんですよ。」と笑いながら話してくれたのをよくおぼえている。
なかなかのハードな日常を、笑いに変えて乗り越えていく、ここにテカッチャン、いやホッとの強さを感じたものだ。
そして、私は、そんなところに引き寄せられたのだと、改めて思う。
ホッとも少々人数が増え、仕事も分担ができるようになり、今では、一日3回のプール活動なんて事は、ほぼ無くなった
事は、いいことではあるが、少しさびしい。その大変な環境をどう乗り切るか!そこに職員として、人として大切な
事が秘められる場合があるんだと思うが、そんなことを思うのは、ジジイイな考え方なのかも知れない。
人一倍現場の大好きなテカッチャンも、やもえず、デスクワークが増える今日この頃。
いつの時代も、どんな業種でも、パイオニアの偉大な経験は超えられないのかも知れない。
いやいや、中村氏をはじめとする、真っ黒に日焼けして頑張っているホッとの新人スタッフたち、
濡れた海パン一日4回履いてくるんや!
そして笑顔で「気持ち悪いイッス」って、言ってくれ!
まだまだ夏はおわらない!
鳥居