( 2月8日(日)~ 2月14日(日) に FUYUNIREが
阪神百貨店で行われた、Zakkaマルシェ に出店させていただきました。
FUYUNIRE が阪神百貨店へ出店???
最初にお話を頂いた時には、耳を疑いました、そして
私達に百貨店出店なんて出来るのかとの不安もありましたが
目の前に10番があるのにそれをつけない人いない・・・的な 思いで、
(せっかくのチャンスだから、断ることは無い の思いです。)
店長の黒ちゃんと決意したのでした。
FUYUNIRを立ち上げたきっかけは、障害者の作る素敵な作品をもっともっと
知ってほしい、理解してほしい との気持ちでした。
障害福祉の世界にたずさわり、やる気の無い職員の多いこと、多いこと。そんなやる気の無い職員が、
障害者の作る素敵な作品を職務怠慢で扱っている事。せっかくいい商品を作っても、
販売にたいして疎かにしていること。
向上心を持たずに惰性で授産を行っていること。
やる気はあっても、身勝手に支援してること。・・・・・等々・・・・
そんな、状況が嫌で、何とかしたくて、自分達はそうはなりたくなくて
立ち上げたのがFUYUNIREでした。
障害者が作ったことを売りにしたくない。良いものだと感じて、買ってもらいたい。
単純にそんな気持ちです。
そのためには、あえて福祉色を消そうと、外部から黒ちゃんを呼んでFUYUNIRE
のプロジェクトが始まりました。黒ちゃんは、まずは障害者の人を理解しようと、
一緒に仕事して、遊んで、みんなのことを理解してくれました。
そして協力してくれる作家さんを探して歩き回りました。
(夏の暑い日たいへんだったなあ)
その後FUYUNIREがスタート。黒ちゃんはそれから2度の出産があり、
今も子育てしながら奔走してます。
作家さんとの出会いからいろいろ学ばしてもらい、何とか昨年5周年までこれました。
そんなときに百貨店からの以来、。嬉しい限りです。
ちょと大げさかも知れませんが、お店にとって、百貨店に出店するって
歌手やったら 紅白出場ってことでしょ??
ちょっとちがうか!(笑) でも
でも色々な思惑はあるにせよ、私達の商品が、お店が、認められたことだとも思います。
百貨店へ出るといったら、うちの おかんはびっくりしてました!!(笑)
当初思っていた、良いものを作っていきたい、売って行きたい、の想いが一つ叶ったのかもしれません。
今回の出店は大変でしたけど意義あるものになりました。
売り上げもそうですが、阪神百貨店のご好意で商品の原画を描いた利用者のみんなにも
接客に立たせていただきました。
みんな思った以上に緊張してちょっとびっくりしましたが、そりゃみんなそうですよね。
いきなり百貨店の店番ですからね。
たくさんのお客さんがきて声をかけられたり、かけたり、いい経験だったと思います。
その他一緒に店番に立った、作家さんやFUYUNRE開始当初から一緒にやってきた作家さんたち、
一福祉施設が一緒に出来た感じで嬉しい限りです。
そして百貨店で手を取られたため、現場で踏ん張ってくれた はるにれスタッフ、
いろいろ周知し宣伝してくれた ホッとスタッフ。
なによりFUIYUNIR担当のてらさん、のがっちゃん、そして作品を作り続けてくれた
ファンタジスタ、ハッシー ほんとみなさんお疲れ様でした。
オールホッとで頑張った一週間でした。
しかし、しかし、しかし これは 僕らのゴールじゃありません。僕らのゴールは、
支援している障害のある方々が幸福な人生を送ること。
抽象的ではありますが、有形、無形を含めて 今日より明日、 今年より来年。よ
り幸福に・・を求めていくことです。
混沌とする、障害福祉の世界。私達のようにもっと障害者の作品を世に出そうと、
もうずいぶん私達の先を行っている団体もいることも知りました。
かといえば、いまだ古臭い考えと体質から抜け出せない団体もあります。
今かかわる利用者と寄り添い、常に最善を考え、古い考えにとらわれることなく
一歩づつ、歩んで行きたいと思います。
つながりを大事にしたいなあ。今いる作家さんや、私達の取り組みを応援してくれる人。
もっともっと知ってもらう事も考えて行きます。
そして5周年イベントのときのつながりで、3月16日より
「世界をホッとさせるかも知れない作品展」を
南千里にある千里nユータウンープラザ6F「ラコルタ」で行います。
たくさんの人に見てもらいたいですし、良さを伝えたいです。
皆さんのご来場お持ちしています。
また、たくさんのつながりを生み出したいです。
鳥居