ダンス、ダンス、ダンス。
世は今、まさに ダンスブーム??
・・・・・・・・・かどうかは、わかりませんが、
はるにれでは昨年より、ダンスの先生に来てもらって、あきにれ、はるにれ それぞれで、
月に一回づつ、ダンス活動を行っています。
無認可時代は別の作業所さんと一緒にダンスを行っていたのですが、
人数も増えて、なかなか難しくなり、一旦中断しました。
昨年から新たに単独で、ダンス活動しています。
ダンス活動を行うようになって、はるにれのメンバーさんたちがの表現力が
広がったような気が、所々で見受けられます。
ダンスの先生 カオリ先生。 いつも元気で はるにれメンバーを引っ張ってくれています。
はるにれメンバーはどちらかと言うと、重度の障害があり、技術的にどうのこうのとは
行かないところもあります。しかし、楽しく踊ることには全力です。
そんな はるにれメンバーにいつもカオリ先生は全力で向き合ってくれるのです。
例えば、全く動かないKさんが 何故かキックが上手だと気づくと
キックに磨きをかけてくれます。
ひょうきんなH君にはひょうきんに
ダンスリーダーのFさんには
リーダとして
ターンが得意なmさんにはMターンを
それぞれにあわして、考えてくれているんです。
そして、ダンスを拒否するIさんにもコミュニケーション
をとることを怠らず。
気分が不安定なSさんにも向き合って、
リズム感なしの マイケルことスタッフ糟谷 にも
やさしい まなざしで (時に冷たく(笑))
指導してくれるのです。
カオリ先生 はるにれに来てくれて本当に感謝です。
カオリ先生を紹介してくれたのはW施設でダンス指導しているK先生。
先日K先生カオリ先生を囲んでワイワイする機会がありました。
(ま、いわゆる、飲み会です。)
そこで先生たちの熱い思いを聞かせてもらいました。
先生たちは言いました。
「私らは、福祉のプロではないから」と・・・・・
いろんな意味があると思います。きっとそれは、福祉のことは知らんよ。とか言う
無責任な意味ではなくて、福祉のことはわからんけど、ダンスのプロとして障害のある人と
関わるのだと、そこに障害者や健常者とかは無くて、ただ、実直にプロとして人と向き合うという
自分に対する誇りと、関わる障害者に対しての責任と覚悟を感じました。
きっと社会を変えていくのは、学者や法律家や政治家ではなくて、
こんな人たちかも知れない。そう感じました。障害福祉の世界を変えていくのも
私達のような福祉者ではないのだと思います。私達福祉者は、その世界を変えてくれるであろう
様々なプロたちを探し、つながっていくべきなのだろうと思います。
それこそ福祉のプロとして。
こんな楽しく熱い場で何も出ないわけがありません。
様々な企画が出てまいりました。早速これからの福祉を担う若者が
それこそプロとして動いてくれています。 ご報告はもう少し先になるかな?
お楽しみに・・・・・。
鳥居