9月20日(火)~10月2日(月)まで行われている
吹田の知られざる画伯たち②島貫翼 「喧騒と静寂」展
23日(土)には、ワークショップ「画伯と一緒にボールペンで絵を描こう」
を行いました。
前回の梅原直人展でもそうでしたが、この吹田の知られざるプロジェクトでは、ワークショップを
行うことを決めています、その画伯にちなんだワークショップです。地域との交流。地域に知ってもらう一つの手段としてワークショップを開き、各画伯と一緒に過ごしてもらう。そんな事で障害者の事。施設の事を身近に感じてもらえればと思っています。 この日は、島貫さんの甥っ子さん姪っ子さんがたくさん来てくれました。実は姪っ子さんから絶大な人気を得ている島貫さんなのです。そして はるにれのメンバーも応援に駆けつけてくれました。
はるにれ「音の輪」の先生も来てくれましたよ。
みんなで島貫さんにちなんで、ボールペンで絵を描きました。写し絵したり、ノートに描いたり
壁では、絵しりとりが始まっており、これ結構夢中になりましたね。
島貫さんも興奮して、この場にいれないかなあと思ってましたが、にこやかに
最後まで一緒に描いてくれました。(巨匠感タップリの表情です。)(笑)
今回の展示での目玉の一つ、島貫さんの原画からデザインをおこし
ジャケットを仕上げました。 デザインは新人はなふさ が担ってくれました。
製作は先日お伝えした株式会社マーノさん
素敵ジャケットに仕立ててくれました。ありがとうございます。
そして
ジャケットを見たお父さんがいてもたってもいられず 着ちゃいました。!!!!
なかなかお似合いです。 それを見ていた島貫さん本人 着用!!!!!
出来上がったときは興奮して着れませんでしたが、このワークショップで
お披露目です。 裏地にもこだわりがあります。 島貫さん手書きのデザインです。 お母さんがおつきのスタイリストのように見えます(笑)
島貫さんどっかの 偉いデザイナー みたいです(笑)
画伯プロジェクトでは、ワークショップのほかにあと2つ決めていることがあります。
原画の販売を行っています。 原画の販売に関してはいろいろな意見もあります。
アートに寄った他の施設さんの話もいろいろ聞いて回りました。私たちもいろいろ検討した結果
純粋に欲しいという人がいたら、もらってもらいたいなと思いました。そこに障害者の作品だからとか
ではなく正当な価値として取引したい。そんな思いです。 そして絵は倉庫に眠るのではなく飾ってなんぼ・・
だとも思いますので、やっぱり気に入っってもらった作品は購入してもらって飾ってもらったら最高ですね。
あともう一つ
商品化をしています。
FUYUNIREの ハッシーが 毎回 原画から 何を作るか
考えて 作ってくれています。 もともと障害のある人の原画を使って商品化してきた
FUYUNIREです。 彼らの素敵な要素を表に出したい、そんな気持ちが根底にあります。
ホッとスタッフもいろいろな案をだして、みんなで形にしていきます。
大変ですが、とても楽しい作業です。
こちら島貫翼の 書けないメモ帳!
今回は男っぽいデザインでしたので、寡黙な男ヤマダが
財布や携帯ケースを作ってくれました。
作品をモビール風に・・・ FUYUNIRE新店長 ノガタが作ってくれました。
これ細かい作業を丁寧にしてくれているんですよ。ぜひ見に来てください。
壁には 作品をずらっと並べてます。圧巻です。
土日には 水彩画も展示しています。
10月2日(月)18時までFUYUNIREにて開催中です。
まだの人はぜひ。もうご覧になった人はもう一度(笑)是非ともお越しください。
お待ちしています。
鳥居