9月21日、22日
なんば湊町リバープレイスというオシャレな場所で
ワールドクラフトビールテイスティング という
これまた、おしゃれなクラフトビール
のイベントにフユニレとして出店してきました。
フユニレの作家さんからの紹介でした。何とも規模の大きいイベントだけに
スタッフかなり気合入れて行ってきました。
あの名作、オッサンも ビールバージョン
そして 先日 山ちゃんが書いてくれた、Y君の自画像が
何とも ビリケンさんのような雰囲気をかもし出していたので、
ご利益あるのでは?と思い、連れて行きました。
そして今回の目玉はこれ
この日のためのオリジナルTシャツ。
右のビール、左のビール。
その出来ばえの良さから、前評判もよく、お客さんがどんな反応を見せてくれるのか?
ワクワクドキドキ。
当日は天気も良く ビール日和、たくさんのお客さんが
期待できると同時に、名のある雑貨屋さんが連なるフユニレのブースがあるエリア。
僕らの挑戦が通じるのか?不安も高まってきました。
始まってみると
おかげさまでお客さんの入りも上々。
そしてTシャツの評判も
「かわいい!」「ナニコレめっちゃおもしろーい!」
「右のビールやて?!なんやそれ!」等々
あえて障害のある方が書いたんですよとは、うたわずに、しています。
お客さんの反応にこっそり後ろで僕は心でガッツポーズして
「どや、障害のある人がかいたんやで、すごいやろ!すごいやろ!
まねでけんへんやろ!」と独り言タイムに陥りました。
ワールドと名のつくイベントですから、
やっぱり外人さんも多く、Tシャツ外人さんにも人気でした。
外人さんは皆、「ラージが無い・・・・」と
英語?で言っていました。 僕は日本語でMでも大丈夫ですと言ったのですが、
購入していただくまでには、至りませんでした。
なるほど、次回機会があれば、Lサイズの用意と僕の英語力高めておきたいと
思います。
僕は初日だけしかお店には出れなかったのですが、2日目も売り上げ上々で
Tシャツも好評だったようです。イベントスタッフの方まで買いに来てくれ、
その場で着てくれていたとか・・・・・。
本当にうれしい限りです。サイズ色違いの注文もたくさんいただきました。
ありがとうございました。
もちろん他の雑貨も好評であったことは言ううまでもありません。
今回こうしたイベントに参加できたのも、
FUYUNIREをオープンし、福祉関係以外とのつながりを作っって
来たからに他ならないと思います。福祉で作ったものを福祉の中だけで
その商品価値を見極めもしないで回していく。そんな光景をたくさん見てきた
僕たちはこのFUYUNIREを通して、障害のある方々の作り出したものを
このイベントで扱われるような事、(一般社会に出していく)を目指してきました。
まだまだほんの一歩ですが、確かな手ごたえを感じました。
出来るなもっと若手スタッフにこの感じを味わってほしかった。
しまったー。(>_<)
直接お客さんの反応を感じる機会、福祉世界にいるとないかなあ。
しまったー(>_<)
僕たちの関げているような事を
もう立派に形にしてどんどん世の中に発信している施設法人もたくさんあるようです。
現在梅田ロフトで行われている(10月8日まで)FREEPOPEXPO で
展示販売されています。
一方でまだまだ、商品価値を見極めずにやみくもに、「工賃アップ、工賃アップ」
と言って、福祉関係者や家族に頼り切った販売も多くあるようです。
N法人で働いていたとき、それこそ工賃アップを目指して、必死に授産製品を
売っっていた時、ある保護者に言われたことがあります。
「鳥居君、これ、みんな親が買ってるだけやで、結局皆の工賃親が出してるんやで!」
その時の言葉が忘れられません。
以来僕は、授産とは、障害のある方の作る製品価値とは・・・
色々考えてきました。 まとまった答えはまだありませんが、
障害のある方々の作品、製品は決して商品価値が劣るものでない。
支援者側が、その価値にちゃんと気づき、社会との窓口、扉を持っていれば
世の中に浸透するはずだと思っています。
人に「かわいいと」思わせれるデザイン、早々描けるものではありません。
辛気臭いバザー等で、悲壮感もって売るよりも(語弊があったらすいません)
こんな明るい場所で、楽しく笑いながら売れたら最高じゃないですか!と思います。
そして家族の方からも、いいものだから買う。そんな買い物をしてもらいたいです。
偉そうなこと言ってまだまだできていないことも多いですが、
いつかロフトとかに呼ばれるような作品出していきたいです。
そんなことを改めて感じたイベントでした。
H君の作った紙粘土の文字も子供が喜んでもってかえってくれました。
これもうれしかった。
来年も呼んでもらいたいな。
鳥居