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ふうせんバレーボール外伝。「一杯のラーメン」

メキメキ力をつけるのまスポ塾の風船バレーボールチーム。

(激闘ぶりはアーカイブス2017.2.5.のブログへ)

その陰で彼らを支える知らざれる物語。

  吹田片山の交差点にかまえる 一件のラーメン屋。

ここにふうせんバレーの練習前に必ずKさんとHさんは立ち寄り、ラーメンを食べる。

ふうせんバレーの練習は午後6時半から8時半。何も食さず、練習するのはちと酷である。

    Kさんいつものようにグループホームを出かけ

   いつもの、ラーメン屋に入る。

そしていつものメニューを頼む。

     料理が出てくるまでの間 何を考えるのかKさん

おそらく、今日の練習内容を考えているに違いない。いやそうであってくれ!!Kさん。

いつ頃からかマスターがKさんに声をかけてくれるようになった。

付き添いのヘルパーがKさんのことを説明し、ふうせんバレーの事も理解してくれている。

「今日は試合ですか?」等と聞いてくれることもしばしば、

Hさんも立ち寄り、サービスの品を出してくれることもしばしば・・・

       彼らの、活動をそっと応援してくれる、そんな福祉とは無縁のラーメン屋が

地域に存在する。 なんてほのぼのした空気だろう。

そんな暖かい空気を感じてか、感じ無いのか、 いつものチャーハンセットを

むさぼるKさん。

      ※(これでビールあったら、まちがいなく 草野球した後のおっさんやで!!)

これでいい、これでいいのだ。ただ当たり前の事なのだ。

ただの風船バレーボーラーとラーメン屋さんのお話。

こんな小さな出来事が自然に、当たり前にその辺に、ありふれていたら、吹田はきっと

みんなが、住みやすい、やさしい街になるに違いない。

満腹のKさんには どうでもいいかもしれない(笑)

でもそれでいい、彼らにとって 「どうでもいい」 もまた普通でいいのだ。

   力強く?練習会場に向かうKさん。ひょっとしたら、

チャーハンセット食べたくて ふうせんバレー続けてるんちゅやろか??

ふと思ったが・・それでもええやん。 みんな、おいしいビール飲みたくて草野球したことあるやろ!!

それでもええやん。それでもええやん。それが普通やん。

   今日も練習が始まる。熱い戦いに向けて・・・

そして、それを陰ながら支える人がいる・・・・・・・・

鳥居

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