3月某日。寛平マラソン2018。42,195キロ駅伝の部。第1章に引き続き、ご報告でございます。
河川敷に集まったメンバー達。
駅伝のルールとコースをみんなで確認。
今年から就任した準備運動部長T君を中心に
いつもの準備運動。そして、マラソン大会恒例の参加者全員での音楽リズムに合わせたダンス準備運動。メンバーも慣れていつも通りの光景だ。
楽しく筋肉を動かすペア。
真剣に筋を伸ばす佐藤おじさん。
そして、この二人。真剣さ、楽しさ。
美しさを兼ね揃え、ダンス部長就任です。
応援に来てくれた利用者さん、ヘルパーさん達。
この日は3月でも相当暖かく日焼けするくらいのぽかぽか陽気。ピクニック気分でゆったりと・・・
ゆったりと・・理事長にも見守られる中、駅伝はスタートを迎える。
これは理事長らしい独特な姿勢で見守っているのです。
ゆったりと目を閉じて見守ってくれているのです。
駅伝参加チーム、251チーム。1000人超のエントリーランナー。
緊張感漂う中、始まった。
第1区。スタッフ佐藤。真面目なキャップはしっかりと練習をして望んでくれて12キロを時間内に走破。
第2区。スタッフ芝辻。元高校球児の彼は運動に異常な自信を見せる。余裕っすよ、と。
足がぁぁ!めちゃしんどいっす。と応援団前を通過。過去の栄光は、現実の自分の受け入れを邪魔するのだ。
私は3年前のホッと運動会で、靭帯損傷と引き換えに学んだ。
スタッフ芝辻。
本日、学ぶ。
しかしながら、さすが元スポーツマン。練習なしで10キロ時間内走破。
そして第3区からアンカーまではメンバーさんがメインランナーとなり、5キロを45分以内で走らなければならない。スタッフは伴走者として全力で励まし、マラソンのお手伝いをする。
タスキは芝辻からOさんへ。
もういやだー、と走っていたOさんの3年前。とりあえずひたすら笑顔で励ます伴走者。
今や自信さえも伺える。そして頼もしい背中。
その挑戦は5キロ万博マラソンから始まった。タコヤキマラソンファンラン、そして雨の中の万博5キロ、10キロマラソン。そしてダートリレーマラソンと確実にランナーへの階段を登ってきたメンバーさん達。
タスキは第4区。N君へ。
Oさん。タスキを渡して5秒後、オロナミンCをリレーゾーンでグイッと一気。なんとも頼もしい。
実はこの日、N君は棄権も考えていたほど、足の調子が悪くなんとか参加という状況であった。
いつもマラソン大会に駆けつけて下さり、みんなを応援に来てくれるNくんの優しい優しいお母さま。今回ばかりは心配そうに戦況を見守っていた。前回、ダートマラソンのブログでパソコンの不具合により、鬼はは、と表示されましたことお詫び申しあげます。
そのN君。よかった、しかもこれまでのように歩く事は一度たりともなく時間内で走破した。
完走後の涙、思わずもらいそうになりました。それほどしんどい気持ちの中走りきったのだ。
立ち止まって、歩いて、靴ひもが気になり、また立ち止まって、靴ひもが気になる3年前。
N君の本当に大きな成長を見ることが出来た。
走者は第5区。Iさんへ。
普段からおちゃめなIさん。
そしていつも安定感ある走りのIさん。今回、暑さの中、ハイペースでしんどそうな様子ではあった。何度もコースのショートカットを試みる姿も見られた。伴走者、原付マスター中、塩崎の励ましもあり、力を合わせてこれまた時間内走破。
遂にタスキは最終走者へ。
ランランでも常にトップランナーとして君臨するT君。一昨年はみんな5キロマラソンの中、一人10キロマラソンに挑戦し、歩く事なくハイペースでの完走。
そして3年前車椅子で走りきった、元バスケットマンスタッフ中村のゴールデンコンビだ。
一つ不安要素を挙げるなら…
きっといつか何かが生まれるこの腹。
私は監督としてあの正月恒例の箱根駅伝が頭をよぎる。時間制限で涙の繰り上げスタートというドラマ、熱中症で立ち止まってしまうシーン、山の神が登場する場面、様々な場面を箱根ランナーから連想し、監督として準備は万端だ。
アンカーT君。スタート。
T君は本当に早い。ダートマラソンで一緒に走った私は知っている。
そんなT君とお腹ぷくぷく中村がどーなるか、監督は想定の範囲内だ。
T君、見事タスキを繋ぎきり、ゴールを決めた。
そう、監督の私と。
伴走者のお腹ぷくぷく君は…
おっ!?何かよく見るスポーツマンとトレーナーの光景だ。
3キロ地点、伴走者中村、脚がつり、あえなくリタイア。
そして理事長、ファミリーマラソンS君に続き・・・祝、殿堂入り。
T君も皆に迎えられ、ホッとランランマラソン部。駅伝走破。
もちろん応援して下さった方々やマネージャーとしてランナー全員にドリンクを配ってくれていたY君の陰ながらの支えに感謝。
去年はマネージャーとしてコーラやジュースを配る中、何故か理事長だけダイエットコーラを渡していたY君。
今年は赤いコーラをランナー達に渡していた。唯一ランナーではない理事長にも(笑)。忖度か!?
その後はやっぱり風呂とメシ!
スリーピングランナーもビールでご満悦だ。
こうして寛平マラソン2018、長い1日は幕を閉じた。
そして、事務所には現在タスキと共に飾られている。
42.195キロ。4時間40分42秒。
258チーム中、251位。
お疲れ様でした。ホットランラン部。
挑戦はまだまだ続く。リレー、駅伝・・・次なる挑戦は。
風呂とメシ!!
最高の秘湯と秘食を求めてランランは全力で走るのです。
*TEKAWA*