第二回風船バレーボールほくせつ大会
報告!
9月21日(日)豊中市立障害福祉センターひまわりにて
行われた第二回風船バレーボールほくせつ大会に悲願の一勝をかけて
のまスポチームが挑みました。これはその様子を余すことなくもなく記録した
ブログであります。
先日のブログでもお伝えしたとおり、昨年の0勝という悔しさ(アーカイブス10月14日)をバネに
(なんか倍返しと言ってました。)練習につぐ練習で、(特に5日前の練習は時間ぎりぎりまでみんなで
がんばりました。)のぞみました。
どんだけ練習しても緊張します。開会式から硬い表情の「のまスポチーム」
出番は第3試合にやってきました。今回のまスポチームは「のまスポレッド」と
「のまスポイエロー」との2チームで参加。まずはレッドの出番から・・・。
そして戦いは始まり・・・・
その時は来ました。
勝利。
勝利。
勝利。しょーりー。
一試合目に悲願の一勝。達成―。
のまスポレッド の 勝利を受けて、やや、プレッシャーを感じながら
のまスポイエロー の奮闘!
午前中の2試合を連敗し。午後からの第3試合。
4対4の同点で残り10秒。
最後に放った風船が相手チームの床に着く。
同時に試合終了の笛が鳴る。
スコア5対4
のまスポイエローの勝利。
駆け寄る。ベンチのニイオカ。
駆け出す、アタッカーのTさん。詰め寄る、会場一番応援をしてくれたOさんのお母さん。
抱き合う二人。
そして・・・
走り出す佐藤キャップ。
画面からはみ出して走り出す
佐藤キャップ。何処へ
キャップは喜んでいた。人一倍喜んでいた。
勝たなければいけないプレッシャーから開放された。
キャップは自分のために勝ちたかったのではない。
皆に勝利の経験を得てほしかった。
勝つことがすべてではないけれどそんな事は百も承知だけど、
勝つことの喜びも必要であると、感じていた。
勝ったり負けたり、そんな経験が人を育てていくのだとキャップは信じている。
障害があるとかないとか関係なく、そんな人の営みの経験をこの風船バレーで
得てもらいたいと感じていた。だから、この試合で絶対に一勝したかったのだ。
2試合負けてプレッシャーも最高潮に達したときの勝利。キャップは我を忘れて
コートから飛び出し、走り回った。終了の挨拶もせずに。
キャップはレジェンドとなった。(なんかむちゃくちゃはしゃいでたやつおるなーって有名になりました)
と、喜び爆発の のまスポイエローでした。
あたたかい、空気が漂う、ほくせつ大会でした。
それは、私たちの周りだけでなく、会場全体が笑顔であふれるすばらしい大会だと
ひまわりの館長もおっしゃっていたようです。
北摂の安西先生も笑っています。
障害者と健常者が一緒に楽しめるスポーツ。
きっと障害者スポーツのもっと先を行くスポーツだと私は思います。
北摂の安西先生やっぱり笑っています。
ノーマライゼーション社会の向こうには笑顔があることを
実感、確証できるスポーツだと私は思います。
北摂の安西先生やっぱり、やっぱり笑っています。
こんな笑顔であふれたスポーツも世間では、まだまだマイナーです。
もっともっとたくさんの人に理解してもらえたら、すばらしい社会になるんじゃないでしょうか?
着実に確実に風船バレーを伝えていくために、まずは、私たちが、楽しく、自分たちの理念の下に
すすめていきたいと思います。
PS そのあと、時間がある人で、飲み行ってしまいました。
みんなごめんなさい。だって、嬉しすぎて、まっすぐ家に帰れなかったから・・・・。
次回改めて慰労会しましょうね。
さあ、私たち、のまスポで一緒に風船バレーボールやってみたいと思ったあなた。
いつでも参加待っています。 10月に練習はありません。11月はまた改めてこのブログで紹介します。
いやー、スポーツって本当いいですね。
のまスポレッド 3勝1敗 のまスポイエロー 1勝3敗
鳥居