それは、クリスマス会も終わり、師走の雰囲気漂う
あわただしい朝。宿直業務に従事していた時
一本の電話が鳴った。
警察からの電話であった。
「姉さん! 事件 です!」
警察からの電話はこうであった!
「おたくのバイク、駐禁 きらしてもらいました。 迷惑なところに止めてますので!」
め、め、迷惑なところだって・・・・?
僕は昨晩から宿直業務を行っていたので、たしかミルキーの
1Fに止めたはずなのだが・・・・・
そうミルキービル1Fには迷惑になる場所等ないはずだが・・・・・
よくよく聞いてみると、僕のバイクはずいぶん離れたところに止めてあったあらしい・・・・
と言う事は 盗まれた・・・・・
犯人は・・
・・・・・まったくわかりませんが、僕のスパーカブは盗難にあい
その辺に置きざりにされ、駐禁を取られたという事だった。
とにかくものすごくご理解のあるお回りさんだったので、すぐに状況を
理解してくれ、無事駐禁は取り消しになった。
事務所からもミルキーからも近い交番だったので、僕が障害福祉の仕事をしていること
等話をすると、いろいろ聞いてくれ、「へーあーそ・・ー」「アー、あそこに住んでいるの?・・・」
等・・・・。また今後何かあれば、力になってもらえるような・・・
まではいかないにしても、僕らの仕事や障害のある方々の生活を身近に地域のお回りさんなどに
知ってもらう事の重要性を改めてかんじた、事件だった。
そして地域に出る、地域に住むという事が、こういうつながりを一つ一つ積み上げて
行くことであって、当事者だけでなく、僕たち支援者も大きな役目を担うことにな事を
改めて実感した事件になった。
もちろんこんなお回りさんではなかったですが・・・
優しいおまわりさんでしたよ。
鳥居