はるにれ業務が今年最終日の27日。
ニンニンが退職することになりました。
急な呼びかけでしたが、都合のつくメンバーで
簡単なお別れ会をしました。
物静かな彼女ですが、芯のしっかり通った、ここぞのときには頼りになる同僚でした。
障害福祉の世界でもいくつかの法人で務めていた経験もあり、僕もよく相談はさせて
もらいました。いつもはっきりとした答えをくれました。
中でも印象的なことは、2年前医療的ケアが必要になったT君を、法人あげて受け入れる方向で進んでいるとき
現場のスタッフの中で、不安が広がりました。決して反対ではなく、みんな、T君の受け入れには思いを持って
板のですが、医療的ケア という言葉が、今まで経験したことのないスタッフには不安をあおる言葉でした。
医療とつくと、確かに何か、重みというか、福祉以上の要素を感じさせます。
僕とT氏は別の現場で医療的ケアを見たことがあったので、「行政や医療機関の責任のがれである言葉」
という認識はありましたが、いかんせん、現場がぐらつくと、どうにもならない。
そんなときに 彼女ははっきりと必要性を訴え、支援者として進むべき答えを皆に伝えてくれました。
それは現場の不安を和らげることだけでなく、僕自身も、賛成してくれる現場、背中を押してくれる現場、
理解してくれるスタッフがいる事で力がわきました。
以後T君の地域生活最後の砦として突き進むことができました。
今のT君の生活、彼女のおかげです。間違いないです。
そんな彼女を慕って、年末の忙しい中、たくさんのスタッフがあつまりました。
はるにれで勤務していたので、なかなか他の部署のスタッフとは
話す機会がなかったかもしれません。
もっと若手にいろいろ伝えてもらう機会を増やすべきだったかな。
反省しております。
各部署からお花が・・・
そしてアルバムのプレゼント
きっと大事にしてくれるでしょう!
スタッフからのメッセージも入ってます。
さらに
機会を逃した、プレゼンターから
Tシャツを贈らせてもらいました。
はるにれメンバーの顔がシルエットになってデザインされてます。
人一倍、メンバーさんへの思いが強い方でしたから、
アルバムとTシャツが、今後の励みになってくればなあと思います。
家庭の事情で、岡山へ行くことになりました。少し遠くなりますが
是非、いつでも遊びに来てもらいたいです。
僕は八つ当たりいっぱいしたこと、ちゃんと謝ってませんでした。
この場を借りて、「ごめんなさい!」
今後どんな生活になるのかは、知りませんが、岡山も機会があれば、
障害福祉に携わってもらいたいなあ。
どんな形でも。きっとニンニンの助けを待ってる人がいますよ。
「〇〇さんの事よろしく」と僕たちに託された思いも
しっかり受け止めて、僕たちも頑張ります。
鳥居
にんにんさん、お疲れ様でした。
岡山に行かれましても、どうぞ、お元気でご活躍ください。