4月になりました。
今日はお花見に行きました。その様子はまた後日。
世間では新年度です。消費税アップです。
社会福祉に使うといわれた税収も、どこへやら、ケアホームでは
夜間体制に厳しい減算、実質の運営には手厳しいばかりの報酬改定です。
ええ話はありません。就職も福祉離れが進んでいるとか・・・・・?
どうなる日本!どうなる障害者福祉!どうなるホッと!どうなる俺!
いやいやいやいや、やめましょう。こんな話。いや大事なはなしではありますが、
今日はええ予感の話。そう、過酷な状況が続くこの業界に嘆くよりも
前を向いていこうじゃないですか!そうなんです。こんなときにもええ予感
が、あるんです。
少し前になりますが、2月下旬株式会社ダブディビ・デザインの柊さんが、
あきにれへきてくれました。
ダブディビ・デザイン http://www.dabudivi.com
三度目です。
(アーカイブス2013年12/18のブログに掲載)
今回はあのフェリシモさんの(みんなよくご存知かとは思います。)
スタッフさんと一緒に来てくれました。
勿体つけずに言いますと、フェリシモさんの「haco」に掲載されている
CCP(チャレンジド・クリエイティブ・プロジェクト)に、あきにれ
の今中さんの絵が選ばれたんです。
つまり、今中さんの書いた「絵」がフェリシモさんの「hako」に掲載される
洋服になるんです。
ええ感じすぎます。
それも、これも、 ダブディビの柊さんのおかげです。
CCPという素敵な取り組みをしているフェリシモさん。
そこへつないでくれたダブディビ柊さん、こんなつながりが、吹田の
小さな、小さな作業所の片隅にあった「絵」が日の目をみることになるんですね。
つながりは素敵です。「はるにれ」は「つながりの場」 なんです。
フォーマルなネットワークよりも、インフォーマルなネットワークのほうが力を
発揮する場合は多い。 誰か偉い人が言っていたような気がします。
福祉を推進していると自負するどこかの町の、偉い福祉家たちは、理念だけ立派に掲げ、
機能しないことがわかっているのに、大きなネットワークを構築しようとしていますが、
本当のつながりこそが、このさきゆき暗い、障害福祉に風穴を開けることが、
できるんじゃないでしょうか!
そう感じます。
ええ予感。ええ感じが実感できるのは5月下旬ごろ。
実際に今中さんの絵が原画になった洋服が一般市場にでまわります。
そのときは大いに宣伝させていただきます。しばしお待ちを。
取材に来てくれた、フェリシモのスタッフさんに、お隣の FUYUNIRE
で、自分の作品のバッチを上手に進める、カリスマ店長ぶりの今中さんいました。
今中さんのバッチも名かな素敵なものです。
FUYUNIREもほめていただきました。
(なぜか同業者からは冷ややかにみられるFUYUNIREですが・・・)
少し伸び悩み時期のFUYUNIREですが、がんばって一緒に宣伝していきます。
障害のある方の作品を本当に価値を認めて購入してもらいたい。
情けや、同情ではなく、いいものだからすすめたい。買って喜んでもらいたい。
それだけの価値があるものを生み出す力が障害があってもある。
そう信じて、あえて福祉色を消して、挑んだFUYUNIRE
フェリシモさんのCCP も ダブディビの柊さんも根底は同じ気持ちだと
感じました。 本当に厳しい状況はぬぐえないこの業界ですが、
私たちも今年度がんばって行きたいと思います。
あの岡本太郎先生の言葉が浮かびます。
「逃げない、はればれと立ち向かう、それがぼくのモットーだ。」
鳥居